イメージディスクをマウントして、これに対してファイル共有できるか調べてみる。
ディスクユーティリティを立ち上げてtestDisk.dmgを作成し、マウントする。
Finderの情報を見るから共有を設定する。あるいは、システム環境設定から共有を選択してファイル共有をオンにする。このとき、全員のアクセス権をアクセス不可にしておこう。同一LAN上から、丸見えになる。
iPad3のGoodReaderから、AFPでこのファイル共有を見てみる。
不可視ファイルがひっそりと入っている。.Spotlight-V100は、後の作業で入ったもの。
結果
イメージディスクはファイル共有できる
次にイメージディスクをspotlight検索できるか調べてみる。
通常、イメージディスクはマウントしてもspotlightのインデックス作成対象とはならない。
ターミナルからコマンドを投入する必要がある。
$ mdutil -s /Volumes/testDisk
/Volumes/testDisk:
Indexing disabled.
$ sudo mdutil -i on /Volumes/testDisk
Password:
/Volumes/testDisk:
Indexing enabled.
$ sudo mdutil -E /Volumes/testDisk
/Volumes/testDisk:
Indexing enabled.
実行結果
$ ls -al
total 56
drwxr-x--- 11 tbboy staff 442 5 22 05:47 .
drwxrwxrwt@ 7 root admin 238 5 22 05:43 ..
-rw-r--r--@ 1 tbboy staff 12292 5 22 05:48 .DS_Store
drwx------ 5 tbboy staff 170 5 22 05:47 .Spotlight-V100
d-wx-wx-wt 2 tbboy staff 68 5 22 05:31 .Trashes
-rw-r--r-- 1 tbboy staff 0 5 22 05:33 .com.apple.timemachine.supported
drwx------ 5 tbboy staff 170 5 22 05:43 .fseventsd
-rw-r--r--@ 1 tbboy staff 5169 9 5 2011 Lionトラブルシューティング.txt
drwxr-xr-x@ 2 tbboy staff 68 5 22 05:37 test folder
.com.apple.timemachine.supportedと.fseventsdは、マウントの時点で勝手に作られる模様。
結果
イメージディスクにspotlightのインデックスは作成出来る
まとめ
今回の検証でわかったことは、オンラインストレージにスパースバンドル・ディスクイメージを置けばほぼローカルにあるディスクと変わらない利用が可能であること。
iOSからは、イメージディスクはマウントできないのでOSX側でファイル共有が必要になる。
といったところ。
もっとも、OS(Finder)から直接アクセスできるオンラインストレージは、iCouldとDropboxくらいしか知らない。
実行環境
Finder 10.9.3/Apple/iMac10,1/OSX 10.9.3
GoodReader 3.20.0/iOS 7.1.1
参考サイト
Mac OS X Spotlightの検索対象にBitcasaを含める | wordpress reblog