ホーム・コンピュータの中核は何か?

自宅のセキュリティや風呂の湯沸かし、テレビ録画に電灯の消灯、これらをリビングあるいは出先から遠隔操作する。 そんなニーズがどれだけあるかは不明だが、既にホーム・コンピュータとして、そんな未来予想図だけは描かれている。

 

かつて、PCエンジンというゲーム機はcore構想を掲げて家電制御の座を狙っていた。 同じようにPC(パソコン)もその座に手を伸ばしていた。

 

だが、近年その座に辿り着きそうなのは、「マイク付きのWi-Fiスピーカー」になりそう。 Google,Apple,Amazonなどが持つ自前のAIで音声応答が強みか。
クラウド側で家電制御。 非常に危険な気もするが米国的な未来予想図だとそうなるらしい。

 

以前見たWeb記事では、理想的なホーム・コンピュータは冷蔵庫と語っていた。
常時電源供給し、冷却能力があり、頑強な筐体、一家に一台ある。 これに非常用蓄電機があれば、停電時の緊急バックアップや冷蔵庫の冷却維持にも使える。
なるほど、理にかなっているがそういった製品は見当たらない。 何が不足しているのか?


といった記事を書きかけていたら、先日のAppleのイベント発表で以下の発表が。


Apple TVがマルチデバイス化! Macソニー製TV、Amazon Fire TVでも動作
https://ascii.jp/elem/000/001/833/1833995/


やはり、端末操作にUIは重要。 冷蔵庫にUIは無いが、テレビにはリモコンとディスプレイが有る。
日本的には、音声指示よりリモコン操作が使い馴染みがあっていいと思う。

 

そして、Macがホーム・コンピュータの中核を担える可能性が再び出てきた。 個人的にはクラウドにあまり個人情報は上げたくは無い。 旧式デジタルハブ構想を望む。

 

次の埋めるべきピースは、「食」かな。 このジャンルはIT化がほとんど進んでいない。 とりあえずコンビニや外食チェーンの食材廃棄、非常食の備蓄や入れ替えといった「食」の問題解決。シェア・フードとでも呼ぼうか、この分野を進めて欲しい。